ピネココの焚火台で、鉄製のものは、2023年4月現在アポロ21とライトピコの2シリーズです。
鉄は時間の経過共に錆びてきます。
アポロ21とライトピコは黒い耐熱塗装を施してあります。
黒色の重厚感を楽しみたいという意図もありますが、この塗装は鉄板をサビからある程度守ってくれるという効果もあります。
保管の仕方によってはサビの進行が早くなります。
その例をお伝えします。
実験&屋外放置だった悪い保管例
ピネココでは様々な焚き火実験を行っておりますが、中には恥ずかしながら、屋外に放置状態のものもいくつかあります(/ω\)
軒下に半年以上置いてあるものをお見せします。
これが、当社にある実験用焚火台のいちばん可哀そうな例です…
雨ざらしとまでは行きませんが、多少雨が吹き込むこともあったかもしれない、というような状況です。
ヒドイですね。ごめんなさい(m´・ω・`)m
見ると、下の方ほど錆びています。
これは、焚き火中火が直接当たる位置ほど耐熱塗装の劣化が大きく、そこから錆びが広がったと思われます。
耐熱塗装は錆びを防いでくれますが、塗装自体が熱で徐々に脆くなってきてしまいます。
サビをできるだけ防ぐために
完璧に防ぐには難しいかもしれませんが、使用後に丁寧に保管することで錆びはかなり防ぐことができます。
焚き火使用後、熱が冷めた後雨や夜露に濡れないように気を付けてください。
濡れてしまった場合は拭き取って乾かしてください。
そして、普段は湿気の少ない場所で保管することをお勧めしています。
錆びても焚き火の邪魔はしません
錆びを劣化と捉えると残念な気持ちにはなります。
でも、ピネココの「見て楽しむ焚火台」は、調理用ではありませんので、夜に美しいシルエットを楽しむ分には錆びは問題にはなりません。
形が崩れるほど錆びるのはどのくらいか・・・そこまでの実験はできていませんが、相当な時間がかかると思われます。
鉄という素材の変化もまた味わいがある、という見方もしていただければ幸いです。